平成5年(1993年)8月3〜5日<メンバー>YAMADA
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北海道の気ままな旅へGO!
子ギツネのお出迎え♪ 8月3日(快晴) 出発は10時20分。暑い林道歩き中にハプニング。 キタキツネの子供が近くまで寄ってきて、いろんなポーズ。 餌を与えるので、幸か不幸か人間に慣れてしまったのだろう。 11時30分、取水口に到着。ここで沢タビにはきかえて、 いよいよ沢歩きであるが、立派な登山道があるではないか! 登山道のアップダウンを避け、ところどころで沢に入る。 やはり沢タビは楽ちんである。 12時12分、登山道が初めて徒渉する地点に到着。 ここから登山道は山荘まで10数回ばかり徒渉するので あるが、最初から沢登りのつもりでなので、構わずに 沢を進む。3回目の徒渉地点で左から心洗の滝。 |
額平川 12時45分、標高955m地点で大休憩をとり、 幌尻山荘には13時25分到着。なにもすることが ないので、一人二階で昼寝となる。札幌の2人組から 焼き肉とビールをご馳走になる。話しを聞くと、 明日は七ツ沼カールに泊まるとのこと。 8月4日(快晴) 札幌の2人組は4時前に出発して行った。ほとんどの 登山者は命の水を経由して幌尻岳から戸蔦別岳に向かう コースをとるのであるが、私と北大ワンゲル4人だけが 額平川遡行。5時10分出発。六ノ沢出合までは山道が ついていた。5時50分、2段15mくらいのF1滝。 ここは左岸に巻道。5mF2は右岸直登。標高1180mの スノーブリッジは恐る恐る左岸をへつる。6時13分、 標高1200mで12mのF3。6時22分、標高1220mの 4mのF4は左岸直登。6時28分、標高1240mの二俣で 休憩。左の沢は函が続き大変難しいそうな。ここは迷わず 右沢に入る。 |
北大ワンゲル4名が先行 |
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途中で付いていけなくなる |
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北カール 休憩後、北大パーティの後に続くが、体が思うように 動かない。頭痛までして、どうも変。体が震え、風邪を ひいたみたいである。標高1400m付近で休憩してカッパ着用。 唇の端に風邪熱が水泡として出ているようで、気分不快。 しかし、このカッパ着用の効果は大。体が温まってくると、 ようやく体が動きだし、再び快調に登高を続けることが できるようになった。 8時ちょうどに上の二俣。休憩後ここも右に入り、周りの 景色を楽しみながら登高を続ける。8時30分に待望の 北カール。標高は約1640m。目の前は残雪と源流とお花畑。 熊の恐さも忘れて、カールの中心に居座って大休止となる。 おいしい水で作ったラーメンがこれまたうまい! 9時20分に北カール出発。右の斜面を詰めると、 15分くらいで登山道。双眼鏡で見渡すと、登山道を 使って登ってきた人達は既に幌尻岳の山頂。気を引き 締めて先を急ぐ。新冠コース分岐には10時37分到着。 |
北カール |
振り返る♪ |
稜線に出る ここでしばし日高の山をスケッチ。ここからは5分ほどで 幌尻岳山頂。標高2052mで日高の最高峰である。空は 秋のように澄みわたり、遠くの山々までくっきり。 東カールを右下に見ながら、11時に山頂を後にする。 ハイ松の痩せ尾根を難儀しながら進んで行くと、 あこがれの七ツ沼カールが見えてくる。しかし あたりには誰もおらず。12時10分にカール分岐。 そこには北大生のザックが4つあるだけ。ザックを 置いて戸蔦別岳を空身で往復する。 |
戸蔦別岳、北戸蔦別岳、1967峰、ピパイロ岳、チロロ岳など |
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七ツ沼カールとエサオマントッタベツ方面 戸蔦別岳への途中で北大生に今後の予定を聞くと、 新冠川を下りて、明日はまた違う沢を登るとのこと。 戸蔦別岳には12時45分到着。頂上には高校生 グループと老人2人組がいるだけで、札幌の2人は はるか先の稜線を行動中。この稜線上では水もないし、 1人では熊が怖くて幕営は無理。せっかく全装備を かついで登って来たのに、残念ながら下山と決める。 斜面を駆け下りて、13時2分に再びカール分岐。 ザックを担いでまた戸蔦別岳の山頂を目指す。こんな ことなら最初から軽い荷物でくればよかったと悔やんでも、 あとのまつり。13時24分に再び戸蔦別岳到着。 |
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幌尻山荘 下山ルートの1881m分岐には13時50分到着。最後の グレープフルーツを食べて元気回復。そしてハイ松の 急尾根をひたすら下って、15時15分に六ノ沢に出る。 あー水がうまい! 幌尻山荘には15時50分到着。今日は昨日より 登山者が多く、山荘はすでに満杯。2階の片隅に ねぐらを見つけ、今日の余韻を楽しみながら夕食となった。 8月5日(快晴) 今日も秋のような快晴。山荘を6時に出て、取水口に 7時6分着。ここでシューズにはきかえて、ゲート到着 8時14分。今日は時間が十分にあるので、富良野で ワイン工場を見学したり、葡萄畑でテントを干したり しながら、のんびり一人旅。風呂に入ったあとスーパーで 買い物をして、今日の目的地の白金温泉キャンプ場へ♪ |
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