バラ科、きいちご属
日当たりの良い路傍や山麓の
有機質に富んだ茂みに咲く。
梅雨ごろ赤い甘い実をつける。

スイカズラ科、ガマズミ属
別名「ムシカリ」
葉によく虫がつくので、
『虫食われ』が転訛したという。
確かに葉っぱは穴だらけ。

マメ科。つる性の木本。
他の植物に絡みついて枝を伸ばす。
大きな薄紫色の花序が特徴。

すいかずら（吸葛）科。
開花時期は５月。
枝先に、たくさんの
ラッパ状の花を付ける。

ゆり（百合）科。開花時期は
４月末頃〜５月中旬頃。
林の中などの陰地に生える。
宝鐸（お寺の四隅の軒に下げた鈴）
に似ていることから。

シソ科。花を横から見ると、
着物姿で編み笠をかぶった
踊り子のように見えるところから
名付けられた。
日本、朝鮮半島、中国に分布。

ユリ科、チゴユリ属。山野の林内に
生える１５〜３０ｃｍの多年草。
茎の先に白色の花を１〜２個、やや
下向きに付ける。

あやめ科。アヤメ属（アイリス属）
射干とも書く。日陰地や湿地に
生える。寺院などでよく見かける。
本州から四国、九州に分布する
常縁性の多年草。高貴な感じの花で、
庭に植えている家も多いようです。

ユリ科。開花時期は３月末〜４月中旬。
山地にピンク色の花が下向きに咲く。
花は陽のあたるときのみ開く。
種子が地中に入ってから平均８年目で
ようやく２枚の葉を出して開花。

目木（めぎ）科。開花時期は４月頃。
船の碇（いかり）に似ている
ところからこの名前になった。
昔から強壮、強精の薬草として
知られている。

「坪」は道端や庭の意味。
「立」は、花の盛りを過ぎると、
茎が立ち上がってくるという意味。
身近な所で見られることから
タチツボスミレという。